「ラーメン宗主国」日本でラーメンの人気がなくなってきている。
ワシントンポスト(WP)は11日(現地時間)、「日本でラーメンは「つまらない」製品になってきている」とし「日本のマニアはラーメンが消える懸念をしている」と報道した。端的な例として、日本のカップラーメンの需要は、ここ数年間停滞しているという。
世界ラーメン協会(WINA)によると、日本のインスタントラーメンの需要は、昨年55億2000万個を記録した。前年54億1000万個から増えたが、2011年の55億1000万個とほぼ同じ水準である。一方、中国は2011年の424億7000万個から昨年462億2000万個へと着実に増加している。
これを反映するように日本国内のラーメン屋も減少傾向となっている。ラーメン店は一時期、東京だけで1万を越えたが閉店する店が増加している。日本でラーメンレストラン2ヶ所を運営するニューヨーカーは「ラーメンブームは終わった」と断言した。彼は「ブームというのは、新しい参入と新たな成長があることを意味しますが、日本ではもうそのような事は無い」と述べた。
日本ラーメン協会の千葉氏は「様々なすべてのものを試みた」とし「日本でラーメンはもはや新鮮だったり、興味深いものではない」と述べた。
日本でラーメンがピークを過ぎたものとなったのとは異なり、全世界ではラーメンはますます人気を集めている。
日本のラーメン屋は、オーストラリアのシドニーから、スウェーデンのストックホルムまで地球のあちこちに広がっている。アメリカの場合、ワシントン、ニューヨーク、ロサンゼルスなどに行けば、店に行列を作っている人を簡単に見つける事ができる。これは日本政府がラーメンを「ソフトパワー」として活用したのも一役買っている。日本政府は、パリや香港などで「クール・ジャパン」キャンペーンの一環として、ラーメンの試食イベントを開催したのだ。
【記事】
https://heraldk.com/2014/08/12/%EB%9D%BC%EB%A9%B4-%EC%A2%85%EC%A3%BC%EA%B5%AD-%E6%97%A5%EC%97%90-%EB%AC%B4%EC%8A%A8%EC%9D%BC%EB%9D%BC%EB%A9%B4-%EB%A9%B8%EC%A2%85-%EC%9A%B0%EB%A0%A4-2/