日産初のディーゼルモデル「キャッシュカイ」〜今年後半発売。
インフィニティのベンツエンジン搭載モデル「Q50」も人気を集めている。
ホンダも、早ければ来年の新車導入にむけ肯定的な検討。
日本の自動車メーカーが、その中でも無関心だったディーゼル分野に積極的に飛び込む準備を見せている。韓国国内の輸入車市場でシェアが急落し、ドイツ車に主導権を奪われ、ディーゼルモデルなしでは国内輸入車業界でもはや生存が不可能だと判断したものと分析される。
ソウル経済新聞は、日本車のディーゼル車発売状況と今後の計画、それに伴う国産&ドイツ車との競争の展望などを調べてみた。まず、韓国日産は、下半期に日産のグローバルベストセラーカーの一つである「キャッシュカイ」を国内で発売する。釜山モーターショーに参加した菊池韓国日産代表は「韓国市場でますます人気が高まっているディーゼル車を本格的に発売し、ドイツブランドの牙城に挑戦する」とし「キャッシュカイを投入すると、今年の販売目標(4,500台)の達成も出来るだろう」と明らかにした。
日本のメーカーでディーゼルモデルを最も攻撃的にリリースしている会社は、インフィニティです。韓国内で発売されたインフィニティのディーゼル車は、すでに3種にもなる。メルセデス-ベンツの2,143tディーゼルエンジンを搭載し、既存の日本車の弱点を完全に克服したこの車は、今年2月に発売以来、7月までに1,315台を販売し、熱い売れ行きを見せている。これは、インフィニティの総販売台数(1,619台)の81%を超える割合である。
韓国内の輸入車の中でディーゼルモデルの割合は70%に迫っている。
日本企業の相次ぐディーゼル発売で、今年の下半期からは韓国・ドイツ・日本間で本格的な「ディーゼル車三国志」の構図が形成される見込みである。
自動車業界のある関係者は「今年の下半期から日本企業が市場攻略に乗り出した場合、事実上、来年は韓国とドイツ、日本で「ディーゼル車三つ巴の競争を広げる元年になるだろう」と展望した。
http://economy.hankooki.com/lpage/industry/201408/e2014082418201770280.htm