抜粋:【コラム】アジア大会組織委員会の運営の未熟
今回の仁川アジア競技大会は、ソウル、釜山に次ぐ韓国で開催される3回目のアジア競技大会である。三回目の開催だけに、その経験をもとに、優れた競技運営が行われるであろうと感じたが、競技日程が中盤の今、仁川アジア競技大会は歴代最悪のアジア大会と記録されるものと見られる。
組織委員会は開会式から聖火最終ランナーを芸能人であるイ・ヨンエさんにして、外信にまで嘲笑を受ける事態となった。これを皮切りに事件事故は次々に発生した。メインスタジアムの聖火が突然消えた事件もあったし、試合中に照明がオフになって試合が中断された事も有った。バドミントン競技場では、エアコンを強く流しすぎて試合に支障を与え、参加国の選手が抗議する事態まで発生した。これだけでしたか?ボランティアに提供されたお弁当は手抜きだらけで賞味期限が過ぎているのはもちろん、食中毒を起こす菌まで発見された。組織委員会で一体どのように業者を選定し、管理したら、このような事になるのでしょう?
仁川アジア競技大会は、開催地が仁川に選ばれたときから、色々と問題が指摘されていた。大会を開催するには、競技場を新たに建設するなど、天文学的なお金が必要で、財政が悪化した仁川市に可能でしょうか?という指摘だった。また、ソウルと釜山ですでに二回もアジア競技大会を開催してきた我が国の立場で、またもう一度アジア競技大会を開催することに実効性がないのも事実だ。アジア大会の開催に反対する声が多かった理由は、妥当なものだったのだ。
近づく平昌冬季オリンピックの関係者は、今回のアジア大会で、なぜこれほど多くの非難があふれるのかよく見ておいて、同じ過ちを繰り返すべきではないだろう。
【記事】
http://www.ntoday.co.kr/news/articleView.html?idxno=24740
posted by クライバー at 11:35|
Comment(0)
|
TrackBack(0)
|
海外記事
|
![このブログの読者になる](https://blog.seesaa.jp/img/fan_read.gif)
|