韓国の有名人で酔って職を失ったりという恥ずかしい事件が少なくない。最近も、高級官僚が飲みすぎて過ちを犯した事件が有った。
韓国人は、遺伝的体質では世界で最もお酒に弱い民族なのに、独特の心性からか飮酒量は世界最高水準なのである。ここで問題が生じる。
日本人の約40%はアルコール分解能力が弱く、お酒を飲むと副作用が起こる事がある体質を持っているという話がある。このALDH酵素の遺伝子塩基の配列を調べてみたところ、3つの型がある事が明らかになった。N型を持っている人は、体の中に入ってきたアルコール成分を分解して水と二酸化炭素にして排出する能力が優れている。このような人は、酒豪になる素質がある。D型は、このような分解能力が非常に低下する。ひどい場合には、分解能力がN型の20分の1である。このような人は、お酒を受けつけない。いわば生来の禁酒体質である。ND型は中間値である。
興味深いのは、韓国人、日本人、北中国などモンゴル系の人は、ALDHのD型とND型が世界のどの民族よりも多いという点である。すなわち、遺伝的にお酒に弱い人が多いのである。韓国人の28%はお酒に弱い、日本人は44%、北中国は41%、タイ人は10%、ハンガリー人は2%、その他西欧は0%である。
ところが、韓国人の1人当たりの飲酒量は、世界2〜7位なのである。国防予算に匹敵するお金を飲むために費やしている。これは、韓国人男性の豪快崇拝心理が原因である。つまり、韓国人は体質上合わない酒を無理に飲んで飲酒後のトラブルが多いのである。
韓国も最近は、酔った失敗に厳しい雰囲気に変わってきているが、人々がこの変化について行く事が出来るか?不透明である。
【記事】
http://news.chosun.com/site/data/html_dir/2014/09/13/2014091301161.html?news_Head2_02