サムスン電子がフランスのNGOの主管で選ばれる「ピノキオ賞」(the Pinocchio Awards)候補に上がった。
19日、ピノキオ賞サイト(prix-pinocchio.org/en/)をみると、サムスン電子は、中国の請負業者で行われている人権侵害を理由にピノキオ賞候補に上がった。ピノキオ賞は、フランスのNGO「地球の友-フランス」(Friends of the Earth - France)をはじめ、3つの非政府組織が人権侵害など不適切な行動をした多国籍企業に警告を与えるために作られた賞である。
3つの分野のうち、サムスン電子は「汚れた手、満杯になった財布」(dirty hands、full wallet)の分野でノミネートされ、他に資源採掘企業ペレンコ(Perenco)、建設会社のLTFなどと共に候補に上がった。
ピノキオ賞を主管する非政府組織は「2012年からサムスン電子は、中国の下請け工場で児童労働、過剰労働などの疑惑が提起されたが、サムスン電子は報告書で「児童労働はない」と明らかにしている。しかし、今年も児童労働、過剰労働などの事実が明らかになった」と明らかにした。そしてまた「サムスン電子は、公益のために多くの資源を投資しているが、その裏では中国の請負業者の労働環境を改善するための努力は不足している」と付け加えた。
【記事】
http://www.huffingtonpost.kr/2014/10/20/story_n_6012028.html?utm_hp_ref=korea