モバイル市場を二分しているサムスン電子とアップルが技術力とは無関係に、お互いの製品を貶めるマーケティングを繰り返している。これらの「嘲笑マーケティング」は、消費者の眉をひそめさせている。
サムスン電子のフィリピン法人は、去る10日、Twitterを通してアップルを狙った広告画像を掲載した。 投稿は「誰も大きな携帯電話を購入しようとしていない」という大きな文字のフレーズを挿入した。続いて「彼ら自身を驚かせた彼らの心を変えた人が誰なのか当ててみてください」と文章に付け加えた。これは、アップルの創設者スティーブ•ジョブズの過去の発言をそのまま引用したものである。ジョブズは、2010年7月の記者会見で、4.3インチの画面を搭載したMotorolaとHTCのスマートフォンに言及し、このように明らかにした。
アップルの新製品(iPhone6)は、画面サイズがそれぞれ4.7インチと5.5インチで、前作の3.5〜4インチよりも大きくなった。これは、アップル自身がジョブズの信念を放棄し、サムスン電子が去る2012年にリリースしたギャラクシーノート1が開拓した「大画面」市場に参入した事を意味する。
フィリピン支社の画像は、リツイートが1240回を記録し、全世界のネチズンたちに広がっていった。そして、サムスン電子の嘲笑マーケティングは、むしろアップルマニアの反感だけ引き起こした。
海外のzhoumianさんは「2007年当時、マルチタッチに基づいたスマートフォンを作ることに心を変えるほど、誰がサムスンを驚かせたのか?」と、サムスン電子を皮肉った。
【記事】
http://blog.donga.com/jasonlim87/archives/15