27日、現代重工業は20年ぶりの部分ストに入る。現代重工業労働組合のストライキは、1994年以来、20年ぶりのことだ。27日、現代重工業労組は「ストライキは避けられない」としつつも「ストライキと交渉が同時進行されるので、会社の前向きな態度を希望する」と明らかにした。労組は、ストライキ30分前の12時30分に蔚山本社労組事務室前の広場でストライキ出征式を開き、本格的なストライキに突入する予定だ。
去る21日、労組は27日の午後1時から5時まで4時間の部分ストを決定した後、スト前日の26日までに、数回の交渉を行ってきたが、立場の違いを狭められなかった。スト前日の26日には、現代重工業社長が要請文を通じて「会社の最終的な協議案はない」と宣言し、ストライキが既成事実化された。
会社側は「ストライキに参加する組合員数は、それほど大きくないと予想している」としながらも、組合員に「ストライキに参加しない様、呼びかける」と明らかにした。続いて「労組の争議行為は、組合員の賛否投票期間の無期限延長、開票結果の問題点など手続き上に瑕疵(かし)があると判断し、争議行為禁止の仮処分申請をしている状態だ」と付け加えた。
一方、労使はストライキが予定通りに行われても、交渉は継続する予定である。会社側は、9月と今月5日、それぞれ協議案と1次修正案を提示したが、拒否されている。
【参考記事】スト決行中
http://gaishin.seesaa.net/article/409665400.html
【記事】
http://www.asiatoday.co.kr/view.php?key=20141127010016824