法務部がアメリカ人「ピックアップアーティスト(ナンパ師)」のジュリアン・ブランク(Julien Blanc)の入国禁止を検討している。ジュリアンは、日本の東京の街で東洋人女性を相手に、セクハラ・性暴行する方法をユーチューブなどの動画サイトにあげ講義してきた。女性団体は、来月韓国を訪問する予定というニュースが伝えられると、ジュリアンの入国禁止を要求した。
16日、法務部は、インターネット請願サイト「Change.org」に、国内6つの女性団体などの名前で「女性の性暴行を国際的に教えるジュリアンの韓国入国禁止を要求します」というタイトルの請願が上がってきていると、明らかにした。法務部は、ジュリアンを入国禁止措置に出来るのかどうか関連する規定を検討している。
ジュリアンは、インターネットサイト「Real Social Dynamics」の講師で、男性から1人当たり約300万ウォン(約30万円)ずつ受け取り、女性の好感をかう方法を教えている。彼は、今月中旬から来月まで日本と韓国などを訪問して講演する予定である。講義では、女性を卑下する内容を含んでいるだけでなく、セクハラや性暴力の方法までカバーしている。ユーチューブなどの動画サイトには、ジュリアンがこのようなテーマで講演をしたり、日本の東京の街で東洋人の女性をセクハラしたと思われる映像が多数出ている。
韓国だけでなく、カナダやイギリス、日本などでも彼の入国を防いでくれという請願が提起されている。オーストラリア当局は、セミナー参加のために入国したジュリアンのビザを一日で取り消して彼を出国させた。
法務部の関係者は「現行の出入国管理法上、社会秩序を害したり、善良な風俗を害する行動をする恐れがある外国人を法務部長官が入国禁止に出来るように規定されている」と述べた。
【記事】
http://news.kmib.co.kr/article/view.asp?arcid=0008861247&code=61121111&sid1=soc