家と職場の距離が長いほど、乗り換え回数が多いほど、公共交通機関の幸福指数は低いという研究結果が出た。
23日、ソウル研究院が昨年10月に都心・江南・汝矣島の職場を公共交通機関で行き来する1227人にアンケートした結果を発表した。「ソウル市出勤者の公共交通機関の幸福指数」によると、出勤距離が短いほど、公共交通機関の幸福指数が高かった。
5q未満の短距離通勤者の幸福指数が73.9点で最も高かった。5〜25q中距離は71.6点、25q以上の長距離出勤者は70.1点だった。また、乗り換えが多いほど、出勤到着時間が混雑するほど、公共交通機関の通勤者の幸福指数は低下した。バスと地下鉄を乗り継ぎして出勤する場合の公共交通機関幸福指数が67.5点と最も低くなった。
乗り換えの回数別では、乗り換えをしない場合の幸福指数が75.6点、1回70.7点、2回68点、3回66.1点と、乗り換えの回数と幸福指数との間には、明確な相関関係が確認された。
ソウル研究院は「公共交通機関の幸福指数を高めるためには、乗り継ぎ時間を改善する効果が最も大きく、その次が出勤待機時間、合計時間となる」とし「交通機関の時間を1分短縮するために道路や地下鉄に投資するコストよりも、乗り継ぎ時間1分を短縮するコストの方がはるかに安い」と分析した。
【記事】
http://news.donga.com/Main/3/all/20141123/68086564/1