24日午後、現代重工業労使が、第50次賃金団体協議交渉を進める。今月5日の交渉中断後、19日ぶりとなる。労組が27日の4時間部分ストライキを決議し、使用者側は労組の争議行為について裁判所に仮処分申請を提起した状況で、果たして今日の交渉が劇的合意を導くきっかけになることができるのか注目される。
現代重工業によると、労使は24日午後2時から賃金団体協議交渉を進める計画である。両者の立場の差があまりにも大きい状況で、暫定合意の可能性は高くはないが、劇的に接点を見つける可能性も排除できない。
労組は、27日午後1時から4時間の部分ストライキを実行することを決定している。労組は27日午後12時30分頃、労組事務室前でストライキ出征式を進行した後、1時から5時までストライキをする計画である。蔚山地域で働いているすべての組合員が対象である。全面ストではなく、部分ストで、これに伴う損失の規模は大きくないが、過去19年間続いてきた無争議の歴史が崩れるという点で象徴的な意味は相当あるものと予想される。
労組側は「会社の旧時代的な労使関係を清算して対等な労使関係での変化を要求して交渉してきたが、会社は、変化した現場を受け入れるどころか、労組活動に介入して、組合員の怒りを刺激している」という立場である。一方、使用者側は去る19日、労組を対象に蔚山地裁に争議行為禁止の仮処分申請を提出している。
【記事】
http://biz.heraldcorp.com/view.php?ud=20141124000109