当初電気自動車を出さないと言われていた現代自動車が、2016年にブランド初の電気自動車を発売するとみられる。新車はすでに相当部分開発が進んでいることが分かった。
29日、業界によると、現代自動車は、2016年ごろブランド初の中型電気自動車を発売する計画である。新車は、システムの効率を高め、バッテリの改善を通じて走行距離を大幅に増やす。また、アルミニウムを含む軽量素材を大量に採用して、重量を同等の内燃機関車に比べ30%以上削減する計画である。これに先立ち、現代車は来年ソナタプラグインハイブリッド(PHEV)を先に発売して、エコカー分野の技術力を実証する計画である。
現代車は、電気自動車とPHEVを追加して、ハイブリッドから水素燃料電池車までのラインナップを構築し、これにより環境にやさしい車の分野で世界2位に登るという戦略である。全世界の有数の自動車ブランドがエコカー市場の先行獲得のために技術開発に注力する中、業界は2020年のエコカー市場でハイブリッドモデルが60%以上を占めるものと予想している。現代車はそれに伴い、現在4種類のハイブリッドモデルを2020年までに12車種に拡大して、SUVと小型車までハイブリッド専用車を拡大する方針である。
26日、国際電気自動車エキスポ組織委員会の金委員長は「既存の内燃機関車を改造して電気自動車として生産するのは、生産台数と販売価格に限界がある」とし、「電気自動車が比較的簡単な構造を持つように競争力を備えるためには、消費者の嗜好に合わせた多品種少量生産形態を整えなければならないだろう」と強調した。
【写真1】注釈無し
【写真2】新型ソナタハイブリッド
【写真3】HB20R(ブラジル戦略車)
【写真4】PHEVコンセプトカー
【記事】
http://car.donga.com/home/3/all/20141229/68818700/1