抜粋:現代自動車、500馬力のスーパーカー「ジェネシスN」2017年発売?
現代自動車が2017年までに最大出力500馬力の高性能車「ジェネシスN」を発売する計画だ。現代車グループが「N」ブランドで販売する最初の高性能車「ジェネシスN」は、BMWの「M5」、メルセデス-ベンツ「E63 AMG」など、ドイツの高性能車に対抗する予定である。
26日、現代車グループの関係者によると、現代自動車グループはワールドラリー選手権(WRC)に出場するレース車専用ブランド「N」を量産用の高性能車にも適用する。現代車グループは昨年末、「南陽研究所(Namyang R&D Center)」の頭文字を取って、高性能ブランド「N」を作った。現在Nブランドは、WRCに出場するレース車専用ブランドとして使用されている。
しかし、現代車グループは、Nブランドを量産用車両に適用する方針を決め、数ヶ月もの接触の末、BMWの高性能ブランド「M」を総括したアルバート・ビアマンを副社長に迎え入れた。300〜500馬力の高性能車を開発することになるビアマン副社長は、1983年にBMWグループに入社、高性能車の走行性能、サスペンション、駆動、空調システムなどを開発して、ここ7年間は「BMW M研究所長」を務めてきた人物だ。
現代車グループの関係者は「世界ラリー選手権(WRC)出場を通じて高出力エンジン、頑丈なサスペンション、空力設計など、さまざまな技術を蓄積することができた」とし「量産用高性能車ブランド「N」を出すということは、現代車グループの技術力を知らせることができる象徴的な意味合いだけでなく、市場でのブランド価値上昇につながるだろう」と明らかにした。
世界的な自動車メーカーは、スポーツカーのチューニングメーカーと提携したり、内部で別に組織を作ったりして、量産用の高性能車を開発してきた。ドイツのBMWの「M」、メルセデス-ベンツ「AMG」、アウディ「RS」、日本のレクサス「F」などが代表である。現代車は、「N」ブランドを500馬力台の高性能セダンとして開発されているジェネシスから適用する予定である。「ジェネシスN」は、5.0L V8タウエンジン(注)を改良して、最大出力500馬力以上のエンジン性能と4輪駆動システム「HTRAC」を装着させる計画である。
注)タウエンジン:現代-起亜自動車グループのV型8気筒エンジンのシリーズ名。
【記事】(写真:2015年型ジェネシス)
http://www.fnnews.com/news/201412260810389771
posted by クライバー at 15:03|
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