55回の労使交渉が行われた現代重工業、労働組合が来る4日、2回目のストライキを予告しており、対立局面が深くなっている。
1日、現代重工業によると、同社労組は先月28日に開催された争議対策委員会の会議の結果、来る4日の午後1時から4時間の部分ストを行う事を決定した。労組は、先月27日にも4時間の部分ストライキを行ったことがあり、全組合員1万8000人のうち3000人余りが参加したストだった。
労組は2次部分ストに入る前の2日、蔚山本社で使用者側の誠実交渉を促す集会を開いた後、3日には市民を相手に資料を配布し、ストライキの正当性を知らせる広報活動も行う予定である。また、現代重工業の大株主の鄭夢準前国会議員に賃金団体協議の解決に乗り出すように要求する手紙を送る活動も計画している。現代重工業労使は、1日午後2時から第55次の交渉を進めたが、意見の相違を狭めることができなかったことが分かった。
一方、現代重工業の労使対立が長期化するのに伴い、暫定合意案を用意していた現代尾浦造船と現代三湖重工業も闘争が硬化するのではないかという懸念も広がっている。現代重工業の関係者は「現代尾浦造船と現代三湖重工業は別の会社であり、労使交渉の過程の雰囲気も悪くないので、共にストライキする可能性は薄い」とし「現代重工業の労使交渉の結果を残して、顔色を見るだけで強硬な動きはまだない」と伝えた。
【記事】
http://news.mt.co.kr/mtview.php?no=2014120116141668855&type=1&MS2