会社側と労働組合との意見の衝突で今年の賃金と団体協約を年末まで引っ張ってきた現代重工業が4日、運命の日を迎える。会社側は賃金団体協議と関連して、これ以上の(賃金の)提示はしないとし、不動の姿勢であるのに対し、労組側は今度こそ一致団結した大規模な二次部分ストライキで会社側の変更案を導き出すという立場である。
3日、現代重工業の労使は、蔚山本社で第57次の団体交渉を進めている。労使は、前日生産技術館で開かれた第56次の交渉で団体協約改正案の5つの条項で意見の一致を見ている。これに対し現代の労組は、ストライキを控えて会社側が少し変わった態度で実務交渉に真剣に取り組んできたという反応である。団体協約の部分では、ある程度の合意を探したが、核心争点である賃金部分に関しては、まだ平行線を走っている状況である。
現代重工業労組は、2次ストライキ闘争に総力を挙げて、1次の時の6000人よりも多くの参加人数を動員することにより、会社を圧迫するという計算である。労組側は、最初の部分ストライキを行った先月27日集会場に集まった人員6000人余りに、月次休暇者まで合わせれば7000〜8000人がストライキに参加したと主張している。賃金団体協議の過程で葛藤が高まる中、労組は会社が2次ストライキの参加人数を見て、今後の交渉の方向を決定すると見ている。
現代重工業労組は、2次部分ストライキを4日午後1時から4時間行う計画である。
【記事】
http://www.asiatoday.co.kr/view.php?key=20141203010002013