冬の休日を迎え、友達と日本の大阪旅行を計画していたパクさん(30・会社員)は、予約をしようとしてびっくりした。パッケージ、自由旅行商品を問わず、来年1月中旬まで、予約自体が不可能であるというあきれた答えを聞くことになったからだ。
日本を行き来しながら、小規模の取引をしているバクさん(仮名・34)は、せわしくなる年末に、最初から仕事の手を止めている。年初まで、日本行きの日帰りや1泊2日の航空券のスケジュールを押さえること自体が、不可能だからである。
「円安効果」で年末年始、日本の旅行商品が「完売特需」を享受している。1月中旬までは、行きたくても、航空チケットがなくて行けない状況である。業界1位のハナツアーの場合、円安が本格化した10月以降から月単位で、日本の旅行者が急増している。前年同期と比較すると、10月は121%が増えたのに続き、11月も103%増加した。
日本の旅行を専門とする旅行代理店も円安特需をまさに享受している。すでに今年の年末までの予約分が、事実上「完売」した。来年初めも、北海道などの地域のスキーツアーの一部を除いて、予約自体が不可能なのが実情である。
旅行業界の社長は「一部の不人気の地域を除いて、来年1月まで、予約が不可能と考えてよい」とし「大地震の後、緊急資金支援まで受けていた日本専門の旅行会社が、最近はキャンセル待ちを受け取りながら商売をしている」と打ち明けた。
【記事】
http://vip.mk.co.kr/news/view/21/20/1230281.html