英国の企業諮問機関が北朝鮮を世界で企業環境が最も劣悪な国に選定したとアメリカの自由アジア放送(RFA)が30日、伝えた。
イギリスのリスク評価会社メープルクロフトは、最近公開した「2015年法と制度的環境リスク」レポートで、企業活動のための法と制度部門で、北朝鮮が評価対象173カ国のうち最下位を記録したと明らかにした。北朝鮮は21の評価項目のうち、公正な法の適用、政府の支援、制度の整備、財産権の尊重、勤務環境など17項目で最低の0点を受けた。北朝鮮の総合スコアは、2010年に0.6点であったが、2012年には0.36点に落ちて、以後0.3点台レベルにとどまっている。
レポートの作成を主導したクリス・ディクソン研究員は「北朝鮮の法・制度環境リスク指数は、キム・ジョンウン国防委員会第1委員長が最高指導者に上がってから、ずっと悪くなっている」と評価した。
なお、北朝鮮のすぐ上の172位はソマリア、171位はトルクメニスタンが占めた。
【記事】
http://www.yonhapnews.co.kr/bulletin/2015/01/30/0200000000AKR20150130044200014.HTML