抜粋:日本政府、水素自動車「総力戦」〜安倍首相が直接試乗
日本政府が、トヨタが世界に先駆けて一般販売に乗り出している水素燃料電池車の全面的な支援を約束した。トヨタ自動車も燃料電池車関連特許を全面的に無料で開放するなど、世界の燃料電池車の市場占有に積極的に乗り出している。
去る15日、東京の首相官邸で安倍晋三首相がトヨタ自動車の豊田章男社長から燃料電池車「MIRAI」のキーを受けて直接試乗した。先月15日に発売した「MIRAI」の第1号の納車式を首相官邸でしたのだ。安倍首相は試乗が終わった後「いよいよ水素時代の幕開けだ」とし「さらなる規制改革と技術開発を積極的に推進していくだろう」と強調した。
日本政府は、日本全域に4ヶ所しかない水素ステーションの拡充のために、一般のガソリンスタンドのように、利用者が自ら燃料を注入することができる「セルフ水素ステーション」の設置が可能になるよう、現行の規定を改正することにした。燃料電池車市場の先取りのために、政府レベルで積極的に乗り出すことにしたものである。
トヨタに先立ち世界初の水素燃料電池車の市販に乗り出した現代自動車は昨年6月、ツーソン燃料電池車1号車を光州広域市に納車した。当時、納車式には、広州市経済副市長と現代車燃料電池開発室理事が出席し、ひっそりとイベントを終えた。
トヨタ自動車の燃料電池車「MIRAI」は、日本で契約開始1ヶ月で1500台の契約をした。トヨタ自動車は、2015年に水素燃料電池車を400台販売するという目標を立てたが、すでに約4倍の契約をしたということだ。このうち60%が、政府機関や企業であり、個人のお客様も40%に達している。トヨタの水素燃料電池車が序盤から良いスタートをきった理由は、積極的な普及拡大政策と実際の購入価格が5000万ウォン未満(約540万円)という経済的な利点のためだ。
燃料電池車の消費税を含む販売価格は723万6千円(6800万ウォン)だが、クリーンエネルギー車などに与えられる補助金202万円(1853万ウォン)を除けば、実質負担額は521万6千円(4928万ウォン)程度に過ぎない。これは、実際の購入価格が1億2千万ウォン(約1295万円)である現代自動車のツーソン燃料電池車の半分にも満たない価格である。
水素燃料電池車の市場は、2025年には68兆ウォンまで成長すると見込まれている。この市場をつかむためには、今からでも韓国政府の積極的な対応が必要である。
【記事】
http://www.autodaily.co.kr/news/articleView.html?idxno=35961
posted by クライバー at 09:36|
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