現代自動車がCDプレーヤーを段階的に車両オーディオシステムから無くす方針だ。カセットプレーヤーと同様にCDプレーヤーも車から無くなると予想される。
18日、業界によると、現代自動車は、早ければアメリカで発売する2016年型の新車を始まりとして、段階的にCDプレーヤーを無くしたオーディオシステムを適用する。代わりにBluetooth機能を強化して、スマートフォンなどで音楽を鑑賞することができるようにする計画だ。
現代車は6日、アメリカラスベガスで開かれた「2015国際電子製品博覧会(CES)」でCDプレーヤーがない「ディスプレイオーディオ」を披露した。7インチのタッチスクリーンで構成された「ディスプレイオーディオ」は、現代車テレマティクスサービスのブルーリンクが搭載された。「ディスプレイオーディオ」は、スマートフォンの「CarPlay」(アップル)や「Android Auto」(グーグル)に接続すると、ナビゲーション、音楽を聴く、電話の接続、メッセージを送信するなどの様々なスマートフォンの機能を使用することができる。現代車は「ディスプレイオーディオ」を今年の北米市場をはじめ他の地域にも順次搭載していく計画である。
CDプレーヤーの退場は、CDを利用して音楽を鑑賞する人が減り、スマートフォンを車両と接続して音楽を聞く人が大幅に増えたというのが主な原因である。過去カセットテープを利用する人が減り、カーオーディオシステムからカセットプレーヤーが消えたのと同じ理由だ。
車載用のCDプレーヤーは、1984年に日本のパイオニアが世界に先駆けて開発に成功し、1990年代初めから本格的に普及した。しかし、2005年にアップルの「iPod」が発売されて以来、CDの販売量が急激に減少し、(CDの)必要性に疑問が提起されてきた。 アメリカのレコード市場調査会社であるニールセンサウンドスキャンによると、2011年のデジタル音源の販売量は、CDアルバムの販売量を超えている。
【記事】
http://news.mt.co.kr/mtview.php?no=2015011814582843522&type=1&VML