スマートカーの中核であり、モノのインターネット(Internet Of Things)の鍵である「センサー」技術力で、韓国企業が脆弱だという声が出ている。センサーの役割が大きくなっているが、自動車用センサーの90%以上が輸入であり、韓国のセンサー産業の現在が劣悪なのは事実である。近づくスマートカー時代を先取りするためにも、技術力の向上と国産化が必要だという指摘だ。
25日、自動車部品研究院によると、国内のセンサー技術力は、アメリカの63%水準に過ぎないという。ドイツ、アメリカ、日本など先導国だけでなく、最近では、中国にまで押されているという話まで出ている。センサーというのは、熱、光、音などの情報を感知、取得して一定の信号で知らせる部品である。
国内の自動車市場のセンサー技術力は、かなり脆弱である。ほとんどの部品を輸入して組み立てるレベルにとどまっている。カメラ、超音波センサー、レーダーなどのスマートカーの分野になると、状況はさらに深刻だ。韓国は、センサーを活用した技術やシステムでは相当なレベルだが、いざ核心部品であるセンサーの技術力は、ほぼ不在との指摘を受けている。
現代モービスの関係者は「韓国が他の先進国に比べて、センサー技術力が落ちるのは事実」とし「センサー市場では、比較的遅く参入したし、それが原因で遅れた部分も有る」と述べた。
【記事】
http://www.viva100.com/main/view.php?key=20150125010003038