ジェネシス(Genesis)とは、創世記を意味する。世界が始まるという意味を込めている。現代自動車が大型セダンであるジェネシスにこの名前をつけた理由を推測することができる。以前には無かった車を作るという意志を示したのである。ジェネシスは、名前の通り、国産車の新しい地平を開いたという評価が多い。虚言ではない。京釜高速道路を制限速度の2倍に達する高速でジェネシスのように落ち着いて走ることの出来る国産車はない。5mを超える大きさだが、ハンドリングは小型車のようである。時速150qで走って初めて、風切り音が聞こえる車は、探すのが容易ではない。
しかし、走行感性がドイツ車に劣らず素晴らしいジェネシスにも、いくつか不足している点がある。「G380」モデルのうち、4輪駆動の「HTRAC」を1000qほど試乗して、ドイツ車に先んじるために、ジェネシスが改善しなければならぬ6つのことを整理した。
1、ジェネシスの8段自動変速機
変速感が柔らかく衝撃もほとんどないが、変速が鈍い。
2、車体の下から聞こえる騒音(高速域)
3、舗装の段差に弱いサスペンション
4、操作しにくい位置のボタンとスイッチ
パドルシフトスイッチの位置
5、ギアノブデザインが外観とマッチしていない
6、のっぺりしているカーオーディオの音質
世界的なカーオーディオブランドのレキシコンシステムを採用した。しかし、ジェネシスのカーオーディオの音質は、メーカーの評判ほどではない。
【記事】
http://bizn.khan.co.kr/khan_art_view.html?artid=201502221119591&code=920508&med=khan