現代起亜自動車は、2020年に一般道路を走ることが出来る無人自律走行車を発売する。今年の下半期には、高速道路での自律走行が可能な車両を披露する予定だ。
31日、現代車は、仁川市松島国際業務地区内の都心サーキットで「プレビューソウルモーターショー」イベントを開いて、未来のスマートカーの中核とされる自律走行技術の開発ロードマップを公開した。自動的に運転を補助してくれる自律走行技術は、車両IT技術の発展により急速に発展している。最近は、グーグルなどのIT企業まで自律走行技術の研究に飛び込んできており、メーカー間の競争が激しくなっている。現代起亜車は、国内部品メーカーとのコラボレーションにより、自律走行技術の国産化を達成し、自律走行車の大衆化時代をリードしていくという戦略である。
市場調査会社IHSオートモーティブは、2035年に無人自動車が1180万台に達すると予想している。部分的な自律走行が可能な車両の年間販売台数も2024年の110万台から2035年には4200万台と38倍に増加するものと見られている。
現代車は今年1月、中長期の投資計画を発表し、2018年までに自律走行や車両IT技術の開発が中心となる次世代スマートカーの開発に2兆ウォンを投資することにした。
現代車は、2020年の自律走行技術の商用化に先立って「高速道路走行支援システム(HDA)」を国産車としては初めて量産し、今年の下半期から新車に搭載する。
HDAと共に「混雑区間走行支援システム(TJA)」も現代車の代表的な無人走行技術である。TJAは、渋滞や割り込みなどが頻繁な都心区間で真価を発揮する次世代の自律走行技術である。ストップアンドゴーをくり返す都心区間で前の車との距離と車線を維持するのを助け、車線の認識が不可能な場合には、レーダーとカメラで周辺の車両と物体を総合的に判断することが出来る。現代車はこの日、新型ジェネシスに先行研究用に搭載されたTJAの公開デモを初めて行った。
現代車は、HDAとTJAをもとに、様々な自律走行技術を順次適用し、2020年からは、どんな道路でも自律走行が可能な車を商用化する計画である。
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【記事】
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