抜粋:主要品目の輸出最大44%急減、内需不振〜「四面楚歌」
深刻な内需の低迷が続く中、今年に入って輸出が2カ月連続で減少を継続して、年初から「輸出」と「内需」共に非常灯がついた。特に自動車および自動車部品の輸出が前年同期比で10%以上減少している。また、デパートなどの主要流通分野の売上高も伸び悩んでおり、景気回復の突破口を見つけるための対策が急がれるという指摘が出ている。
4日、産業通商資源部と関連業界によると、2月の自動車輸出額(暫定値)は、32億9000万ドルで、前年同期に比べて16.3%(6億4000万ドル)も減少した。また、同期間の自動車部品も前年同期比で14.4%(3億ドル)減少し、18億2000万ドルの輸出にとどまった。全体の輸出も、昨年の同期間に比べて3.4%減の414億5000万ドルを記録した。
国際原油価格の下落などで輸入が大幅に減った関係上、貿易収支は、約77億ドルの黒字で37カ月連続の黒字という記録を立てたが、全体の輸出額の規模は縮小しているわけである。自動車だけでなく、13大輸出品目のうち、自動車と自動車部品をはじめ、繊維類(-20.8%)、家電(-23.3%)、石油化学(-24.2%)、石油製品(-44.1%)など10品目の輸出額が減少した。
このような中、内需の低迷はより一層深刻化している。毎日毎日、時間がたつのが恐ろしいという現場の声が出てくるほどだ。流通業界と証券業界によると、ロッテ・新世界・現代百貨店など「ビッグ3」デパートの1〜2月の平均売上高成長率は、0.2%から1.0%にとどまったことが分かった。流通業界が「お得意様」ととらえている中国の観光客の売上高が75%ほど増えたという点を考慮すれば、国内消費がそれほど萎縮したという意味だ。
未来アセット証券の関係者は「百貨店は、第1四半期も劣勢が続くものと見られる」とし「新規出店による資本投資が拡大して競争が激化し、単位面積当たりの売上高が減少している」と述べた。
【記事】
http://www.munhwa.com/news/view.html?no=2015030401030803019001
posted by クライバー at 15:04|
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