抜粋:日本に押される水素自動車「このままではダメ」
韓国が世界初の水素燃料電池車の量産に成功したにも関わらず、日本に押される局面である。日本は自動車メーカー3社が、水素自動車産業をリードしており、水素充填技術も一定のレベルに上がったが、韓国は水素自動車産業の見通しがあまり明るくない状況である。
水素車は、世界経済フォーラム(WEF)が今年1月、2015年に浮上する10大技術の一つとして選ばれた事も有り、期待を集めている技術である。電気自動車が最大140kmしか走れないのとは異なり、水素車は、最大700km走ることができ、充填時間もわずか3分しかかからない。
トヨタが果敢に水素車の販売を開始することができたのは、日本政府の支援のおかげである。日本政府は、水素自動車を運行するために不可欠な水素充填ステーションを、現在、日本国内に40箇所以上設置し、今年末までに100箇所に増やす計画だ。日本政府は、水素車を購入する補助金を支給しており、「MIRAI」を521万円(約5200万ウォン)で購入することができる。
しかし、国内では、水素自動車を運行することは事実上不可能である。一般人が利用できる水素充填ステーションがないからである。韓国内で水素充填技術を研究している企業は、3社ほどあるが、ほとんどの部品を輸入しているのが実情である。
自動車部品研究院長は「産業省で水素ステーションの技術開発に関する担当課が無いので困難が伴うのが現実」とし「先進国では、石油会社などの大企業が水素ステーションを将来の有望市場として投資をしているのとは異なり、韓国では中小企業がかろうじて技術への投資をしている」と説明した。
【記事】
http://www.electimes.com/home/news/main/viewmain.jsp?news_uid=121708
posted by クライバー at 10:04|
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