現代自動車の「ジェネシス」がアメリカのプレミアム中型車市場でBMW 5シリーズ、メルセデス-ベンツEクラスに続いて販売3位に上がった。
16日、現代自動車は、ジェネシスが今年に入って2月までのアメリカ市場で前年同期比157.1%増の4242台が販売されたと明らかにした。同期間の市場シェアも昨年の4.3%から今年は12%と3倍に上昇した。今年1〜2月のジェネシスの販売台数は、BMW 5シリーズ(6965台)、メルセデス-ベンツEクラス(6745台)などに続き、アメリカプレミアム中型車市場の3位に該当する数値だ。
ジェネシスは、昨年BMW 5シリーズ、メルセデスベンツEクラス、キャデラックCTS、アウディA6などに押され販売順位は7位に過ぎなかった。新型ジェネシスのアメリカ進出は、昨年4月から開始された。現代車は、ジェネシスの人気の秘密について「安全性」を挙げた。ジェネシスは、昨年5月、アメリカの自動車安全分野の研究機関である道路安全保険協会(IIHS)が実施した安全性評価で全項目最高の評価を受けた。
昨年、アメリカで部品の欠陥などでGM・ホンダなどが大規模リコールを実施したこともジェネシスにとって反射効果となったと思われる。
現代車の関係者は「新型ジェネシスは、昨年4月に販売を開始したが、まだ上昇傾向が続いており期待が大きい」とし「アメリカだけでなく、中東などでも宣伝しているので、ジェネシスが現代車のブランド価値を更に引き上げるだろう」と述べた。
【記事】
http://www.fnnews.com/news/201503160948109087