世界の自動車メーカーが積極的な特許活動を通してスマートカー技術の先行獲得に乗り出した。特に完成車メーカーは、通信技術と結合した車両の接続技術である「テレマティクス」に注目している。
テレマティクス分野は、車両内の無線LANベースの通信と自律走行のための安全警報センサーおよびシステム関連技術で自律走行の実現に不可欠な要素である。iPnomicsのレポート「スマートカーの勝者は?」によると、世界的な自動車メーカーは、過去10年間テレマティクス特許を合計1895件登録した。
テレマティクス分野で最も強力な特許ポートフォリオを備えた自動車メーカーは、日本のトヨタである。トヨタは、テレマティクスの特許を74件保有している。世界のトップ10自動車メーカーが保有している平均29.2件よりはるかに多い。
トヨタは、1990年代半ばからテレマティクスを含めた自律走行車の技術を継続的に研究してきた。その結果、世界の自動車メーカーの中で量的・質的に最も強力なスマートカーの特許ポートフォリオを備えるに至った。既にトヨタは、2013年に完成車の中では初めて「完全自律走行車」AASRV(Advanced Active Safety Research Vehicle)」を披露している。
【記事】
http://www.ipnomics.co.kr/2015/03/%ED%8A%B9%ED%97%88%EB%A1%9C%EB%B3%B8-%EB%AF%B8%EB%9E%98-%EA%B8%B0%EC%88%A0-%ED%85%94%EB%A0%88%EB%A7%A4%ED%8B%B1%EC%8A%A4-%EA%B8%B0%EC%88%A0-%EB%8F%84%EC%9A%94%ED%83%80%EA%B0%80-1%EC%9C%84/