現代起亜自動車が最大の市場である中国で揺れている。競合他社が、10%から多くは30%まで販売台数を伸ばしているのに対し、(現代起亜車は)むしろ5%ほど減少し、目標達成に赤信号が灯った。
20日、中国汽車工業協会などによると、現代起亜自動車の中国合弁会社である北京現代と東風悦達起亜汽車の2015年2月までの累積販売台数は27万8961台で、前年同期に比べて4.7%減少した。このうち、北京現代は17万7321台で前年同期比6.3%、東風悦達起亜汽車は10万1640台で1.7%、それぞれ減少した。
この期間、中国全体の乗用車販売は391万2900台で、前年同期に比べて4.3%増加しており、個々の企業もアメリカフォードが19万1983台で15%、フランスのプジョーシトロエンの中国合弁会社である神龍汽車が11万5322台で9.7%増加するなど、主要自動車メーカーが10〜20%台の高い伸び率を記録した。
現代起亜自動車のこのような販売は、月平均14万台にも満たないものであり、今後、残りの10ヶ月間に売上高を大幅に増やさない限り、今年の目標である史上初の200万台の突破は難しいと予想される。
現代起亜自動車の1-2月の欧州販売台数は11万5732台で、前年同期の11万732台より4.5%増加した。アメリカでも2月までの累積販売台数が17万9339台で、前年同期比で4.7%増加した。しかし、欧州とアメリカの双方、6-7%台の業界の平均値には達していない。
一部では、最近発売する新製品が十分なインパクトを与えることができず、R&D(研究開発)組織に対する大々的な改革が必要な時だという指摘も出ている。
【記事】
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