抜粋:中国で停滞している現代起亜自動車〜新車に期待
現代起亜自動車が最大の自動車市場である中国で不安な姿を見せている。今年は、前年比8%以上の売上高を増やす目標にしたが、今年序盤の販売は、目標値に遥かに足りないためだ。さらに大きな問題は、競合他社が販売量を大幅に増やしてきているという点である。切羽詰った現代車と起亜車は、今月中に発売される新車に「必勝カード」を提示した。
25日、関連業界によると、現代起亜自動車の中国合弁会社である北京現代と東風悦達起亜汽車の2月までの累積販売台数は27万8961台で、前年同期に比べて4.7%減少した。同期間、中国全体の乗用車販売は391万2900台で、前年比で4.3%増加している。特に競合他社が二桁以上売上量を増やしたことと比較すると、現代起亜車の不振はより一層目立つ。当初、現代起亜車は今年の中国での販売目標を前年比8%増の199万台にした。しかし、今のような傾向が続けば、目標の達成は困難だ。
そのため、今月発売された「中国型の新型ソナタ」(現代車)と小型スポーツ用多目的車のKX3(起亜車)の活躍に関心が集まっている。これらの車で、1〜2月の不振を洗い落とすと同時に、今後の販売量の上昇に大きな力とならなければならない。
去る20日に発売された中国型新型ソナタは、現地専用デザインが採用され、劣悪な中国の道路事情を考慮して、国内モデル比で全高を高めたモデルである。現代車は、購入のお客様には△一対一の専門の担当サービス△訪問点検サービス△3年9回の無償点検サービスなどVIP級のアフターサービスの利点を提供することにした。現代車は、新型ソナタを年平均12万台以上販売して「10万台クラブ」に加入させるという目標も立てた。KX3も、中国市場専用モデルとして、2年間の開発を経て製作された小型SUVである。
業界の関係者は「ヨーロッパ、アメリカに比べて、中国は現代起亜自動車が容易に業績を収められた市場であったが、今年初旬の販売不振で非常灯がともった」とし「新車がどれだけの活躍をするのかによって、今後の業績も分かれることになるだろう」と述べた。
【記事】
http://www.asiatoday.co.kr/view.php?key=20150325010015482
posted by クライバー at 10:37|
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