現代自動車の新型ジェネシスのタイヤ無償交換の範囲が海外に拡大され、タイヤを納品していた韓国タイヤ(ハンコックタイヤ)の負担が大きくなるものと見られる。
26日、現代車は「北米と中国などで販売されたジェネシスのうち、韓国タイヤの18インチと19インチの「ベントスS1ノーブル2」を装着した車両について交換を検討している」と明らかにした。韓国タイヤの18インチは、同クラスの改善品で、19インチは、コンチネンタル社のタイヤに交換される予定である。韓国タイヤ側は「交換費用の負担の問題は、決まった事項はない」とし「一度に交換を行うためには、大量のタイヤが必要なため、18インチ交換のみ自社製品を使用することを決定した」と説明した。交換対象の規模は、現在、情報収集しており、一定の地域ごと、在庫需給等に応じて決まる。
先立って現代車は、2013年末に発売された新型ジェネシスに装着された韓国タイヤで不規則な摩耗現象が発生した事実を確認し、無償交換を決定している。
韓国タイヤは「タイヤ自体に問題があるわけではない」と強調し、「韓国タイヤが装着された新型ジェネシスに乗る顧客が持続して騒音・振動現象が発生すると言われたので、サービスの次元で交換することである」と説明した。
しかし、現代車は新型ジェネシスがプレミアムブランドへと成長するためには、品質に問題があると判断した韓国タイヤの製品を継続して使用することは困難であることを理由に、タイヤサプライヤーを変更するなど、特別な措置を取った。このため、2015年型ジェネシスからは、韓国タイヤの製品は装着されない方針である。
【記事】
http://news.tf.co.kr/read/economy/1505738.htm