26日、安倍首相が約一週間の日程でアメリカ訪問の途にたって、ボストン、ワシントン、サンフランシスコ、LAを回る予定である。安倍首相の訪米と関連し、重要な5つの観戦ポイントを探ってみる。
1、過去の歴史について謝罪するか?
安倍首相は、アメリカ議会上下院合同演説をする予定であり、日本の戦時の過去の歴史に対する発言に注目が集まると思われる。先週、インドネシアのジャカルタで開かれたアジアアフリカ首脳会議(バンドン会議)で演説し、彼は「反省」(remorse)という言葉は使ったが、「謝罪」(apology)という表現は、使用しなかった。
2、日米貿易に進展は有るか?
ウォールストリートジャーナル(WSJ)とのインタビューで、安倍首相は、日米両国が環太平洋パートナーシップ(TPP)協定交渉妥結に「近接していきつつある」と明らかにした。双方間の問題が、この域内の貿易協定妥結の障害になってきている。安倍首相は、オバマ大統領との首脳会談でTPP交渉に大きな進展がなされることを望んでいる。
3、両国の指導者が、国防分野と関連して、どのような内容を出すか?
両指導者は、日本の自衛隊の支援活動範囲を日本海域の外に拡大するために、より大きな裁量権を与える内容の新たな軍事同盟ガイドラインを議論する可能性が高い。
4、安倍首相の訪米に対する抗議デモの程度はどれくらいか?
在米韓国人市民団体を含む団体は、アメリカ議事堂前と安倍首相が訪問するボストン、ワシントン、サンフランシスコ、LAで戦時日本軍の「性奴隷」強制動員に謝罪を求める抗議デモを行う予定である。
5、安倍首相が人気を博(はく)することが出来るか?
毎年多くの外国の指導者がワシントンを訪問したが、外交界を超えて世間の注目を集める要人は非常に稀である。議会演説とホワイトハウスの公式晩餐会の際に、議員と著名人が如何に多く参加するかによって、安倍首相の人気を推し量ってみることが出来るものと見られる。
一言:タイトルは、原文記事の通り。
【記事】
http://kr.wsj.com/posts/2015/04/28/%EC%95%84%EB%B2%A0-%EC%B4%9D%EB%A6%AC-%EB%B0%A9%EB%AF%B8%EC%9D%98-5%EA%B0%80%EC%A7%80-%EA%B4%80%EC%A0%84-%ED%8F%AC%EC%9D%B8%ED%8A%B8/