抜粋:現代重工業労組、社長退陣署名運動〜「もう労働組合も組合員も退かない」
クォン・オガプ現代重工業社長と鋭い対立を続けてきた現代重工業労働組合が、最終的に「署名運動」を通してクォン社長の退陣に圧力をかけ始めた。会社側は、直接的な対応を避ける方針である。
22日、現代重工業労組によると、労組は17日からクォン社長の退陣署名運動を進めている。現在、現代重工業蔚山造船所の組合員を中心に、内部代議員組織を通して署名を受けているが、今後、現代尾浦造船などの関連会社と社内下請組合員まで運動を拡散させる方針である。
労組は「クォン・オガプ社長は昨年9月、チョン・モンジュン大株主の絶対的な信頼を受けて社長に就任して以来、事務一般職を中心に成果年俸制を実施して、管理者には同意書を差し出して署名を強制的に勧めたし、一部では、署名を操作することも犯した」とし「当然受けるべきボーナスを恣意的に支給して、仲間同士に猜疑(さいぎ)、嫉妬、違和感などを煽って、チームワークを壊した」と伝えた。労組は「それでも足りず、課長級以上の一般職労働者と女性労働者を「希望退職」という名目で強制的に退職させた」とし「3〜4回面談し、退職を強要して拒否すると、「CAD教育」に送ると脅迫した」とクォン社長への不満を打ち明けた。特に労使対立に関連して最新の問題である会社側の女性社員へのCAD教育の問題を強く非難した。労組は「CAD教育を希望者に限って募集すると言ったのに、教育希望者が6人に留まると、会社側は、当事者と協議もせずに教育者名簿を発表した」とし「この部分について会社に質問を投げたが、会社側は曖昧な回答で回避した」と指摘した。
労組は、全ての問題の背後にはクォン・オガプ社長がいるとしながら「クォン社長が、ここ現代重工業に帰ってきた目的は、社員、下請け労働者の生存権を抹殺するためということがますます明らかになっている」とし「もう労働組合も組合員も退かない」と宣言した。
労組は、組合員にクォン社長退陣署名運動に参加することを促す一方、クォン社長に「経営不良の責任を労働者に押し付ける職務放棄を停止し、すぐに社長から退け。その道だけが、会社を生かし労働者を生かす道だ」と要求した。
22日現在、現代重工業蔚山造船所組合員を中心に進行中の署名運動は、ほぼ最終段階に達したことが分かった。労組関係者は「特にテーブルなども設置せず、代議員を通じて署名を受けているが、いくつかの部所では、半日で全員が署名を完了した所もあり、ほとんど全員が参加する雰囲気の中、順調に署名が行われている」と伝えた。
【記事】(写真)
http://www.dailian.co.kr/news/view/501305
posted by クライバー at 15:20|
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