「まず、ポスコが支援してこそ、ワークアウトが可能」〜意見沸騰(サブタイトル)
ポスコプランテックのワークアウト(企業改善作業)に債権団内部で賛否が分かれながらも、法定管理(企業再建手続き)行きが有力視されている。特に大口の持分を持った金融会社も無く、多数で分け合う持分構造のため、ワークアウトの開始に必要な75%の同意は難しいとの観測が出ている。
28日、投資銀行(IB)業界によると、ポスコプランテックの主債権銀行であるKDB産業銀行は同日、債権金融機関に招集を通知し、6月初めに債権金融機関協議会を開き、ワークアウトを開始するかどうかの案件を付議する予定だ。会議で債権団の75%が同意すれば、ポスコプランテックは、ワークアウトに入ることができる。ポスコプランテックの債権比率は、産業銀行36%、外国為替銀行15%、新韓銀行14%、ウリィ銀行13%、慶南銀行6%などの順である。
債権団内では、ポスコプランテックの親会社であるポスコグループが経営正常化に寄与するという意志を表わしてはじめて、ワークアウトが可能になるという意見が圧倒的である。
しかし、ポスコは正式に「支援拒否」の意思を表明しているので、債権団内ではワークアウトに反対する意向が強く登場しているのである。
債権団の関係者は「債権団内部では、賛成と反対が50対50程度の様です」としながら「もし、ポスコプランテックの経営正常化をもう一度試みようという意見が出てきたら、まず、実態調査に入るだろう」とした。続いて「実態調査に突入すると、その期間中は、債権の返済は猶予される」と付け加えた。
一言:タイトルは、原文記事の通りです。
【参考記事】
「優良な親会社だけに信じていたが、、」〜ポスコ系列のポスコプランテック(5/24)
http://gaishin.seesaa.net/article/419513787.html
【記事】
http://www.newspim.com/view.jsp?newsId=20150528000318