抜粋:「日本信頼68%、韓国信頼49%」〜アメリカ人「当然のことではないか」
安倍晋三日本国首相は、訪米期間中(4月26日〜5月3日)、多くの歓待を受けたが、日本軍慰安婦問題など、第二次世界大戦当時の戦争犯罪について「反省と謝罪」を要求するデモ隊とあちこちで直面しなければならなかった。ニューヨークタイムズ(NYT)、ワシントンポスト(WP)、ウォールストリートジャーナル(WSJ)のようなアメリカ有力メディアは、過去を直視しなさいと批判的な忠告を出したし、アメリカ議員たちも安倍総理にプレッシャーをかける声明を出した。歴史的に見ると、日本は1941年に「真珠湾攻撃」を通してアメリカ国土を最初に侵略した国だ。
一方、韓国とアメリカは、共産主義勢力の南侵に対抗して血を流した「血盟」である。韓国民の視点から見ると、「韓国と日本が戦えば、アメリカは、韓国の肩を持たなければならない事」のように感じられる。
しかし、アメリカ国民が持っている韓国と日本に対する認識などを調査した最近の世論調査の結果によると、アメリカ国民は、韓国より日本をより信頼できると出てくるのである。なぜだろうか。韓国と韓国国民が認められても、そうでなくても、ここには「不都合な真実」が隠れているのである。
先月7日、アメリカ世論調査専門機関ピューリサーチセンター(Pew Research Center)は、第2次大戦終戦70周年を記念して、アメリカと日本国民1000人を対象に、両国間の周辺国に対する信頼度を調査した。その結果、アメリカ国民の68%が「日本を信頼する」と回答した一方、「韓国を信頼する」と言った回答者は半分以下の49%に過ぎなかった。
この結果について、記者が見たアメリカ人や在米同胞などの反応は、より衝撃的だった。一言で表現すると、「当たり前の事ではないか」という答えだったのだ。
非営利団体に勤務する韓国系のアメリカ人は「韓国民は、民族的感情で日本を卑下したり見くびる傾向があり、アメリカ社会で日本は「最も先進化された高級感のあるアジア国家」のように認識されている」と述べた。アジア系の企業で働くアメリカ人も「日本は「効率(efficiency)の国」とアメリカのビジネス界に刻印されている」と述べた。匿名を要求した国務省のある関係者は「魚を生で食べなかったアメリカ人に、刺身と寿司を食べるようにさせた国が日本」としながら「今、寿司は、アメリカのホワイトカラーのサラリーマンの「高級感のある健康的な食事」として完全に定着した」と述べた。続けて「トヨタ、ホンダ、日産などの日本車ブランドもアメリカ人の対日本認識を良くするために決定的な役割を果たしている」と付け加えた。
【日本の過去の問題に寛大なアメリカ】
ピューリサーチセンターの調査では、半数を超える61%の回答者が、日本の過去の歴史について、謝罪する必要性を感じないと回答している。さらに注目すべきは、「日本の謝罪は、すでに十分である+謝罪が必要ない」という回答が、18〜29歳の若いアメリカ人の間では、73%と更に高くなるのである。
ピューリサーチセンターが2013年にアジア主要国を対象とした国民意識調査によると、韓国民の中で「日本の謝罪が十分ではない」との回答は、ほぼ絶対多数である98%に達する。韓国民とアメリカ国民の認識の差は、ほとんど両極端であるわけだ。
ウォールストリートの大手銀行に勤務するある役員は「韓国の対中国経済への依存度が高まっているのも「韓国がアメリカよりますます中国に傾倒するのではないか」との認識をアメリカ社会に与える要因の一つ」と分析した。
また、アメリカで数十年生きてきた在米の同胞らは一様に「核ミサイルなどの北朝鮮問題を解決しない限り、「コリアブランド」が、アメリカ社会で日本を超えることは容易ではない」という反応を見せた。
http://news.donga.com/Main/3/all/20150504/71054336/1
posted by クライバー at 12:41|
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