ナレンドラ モディインド首相が19日(火)、蔚山(ウルサン)現代重工業を訪問した。
モディ首相は、国家安全保障秘書官、外務部第1次官、外務部次官(東アジア担当)などと共に午後5時頃、現代重工業に到着し、チェ キルソン会長、クォン オガプ社長など経営陣と歓談を交わした。18日(月)と19日(火)の1泊2日の短い日程で訪韓したモディ首相が国内企業を直接訪問したのは、現代重工業が唯一である。
この日の会談でモディ首相は、世界最高の造船技術と経験を持つ現代重工業がインド造船産業の発展のためのパートナーになってほしいと要請したという。現代重工業の経営陣は、モディ首相一行と防衛産業、LNG運搬船事業、技術サポートなどの造船産業分野の様々な協力策について議論した。インドは海軍力増強のために、多目的揚陸艦など多数の艦艇を建造する計画で、様々な艦艇の経験を持つ現代重工業の技術力に大きな関心を示した。また、インド国営のガス会社であるゲイル(GAIL)社は、2017年から20年間、アメリカ産の液化天然ガス(LNG)を自国に輸送するために、最大11隻のLNG運搬船を発注する予定である。加えて、造船産業の育成を積極的に推進しているインド政府は、自国の造船所の技術水準の向上とインフラ構築のために、現代重工業の協力を要請したと伝えられた。
チェ現代重工業会長は「インドの造船業界の成長の可能性を高く評価しており、今後、インド政府と緊密に協力して新たな成長動力を見つけ出す計画である」と述べた。
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