抜粋:ポスコの経営能力試験台へ〜債権者「ポスコプランテックの調査結果で判断」
収益性改善のために非中核資産の売却と不良系列会社の構造調整に注力しているポスコが今週、重大な試験台に上がる。
1日、業界によると、ポスコの経営能力と道徳性をまな板の上に上げる原因となった系列会社ポスコプランテックの処理の行方が来る3日、債権者会議で決定されるからである。ポスコが望むように、ポスコプランテックのワークアウト(企業の財務構造の改善作業)が受け入れられれば、最大の弱点であるポスコプランテックの問題が解決の糸口を見つけて、ポスコグループの財務構造の改善作業に一層弾みがつくものと予想される。一方、ワークアウトが成立しない場合、即、ポスコプランテックの処理問題が迷宮に陥ることはもちろん、金融機関との摩擦が大きくなり、財務構造改善作業全般に負担になるものと見られる。
更に、ポスコプランテックは、3ヶ月間続いているポスコの内部不正調査の主なターゲットの一つであるソンジンジオテック高価買収疑惑(裏金疑惑)と直結しており、ワークアウトの不発で経営の失敗が既定事実化されると、ポスコの経営に対する対外的な不信感が大きくなり、経営陣の立地が弱まることになるだろう。
産業銀行をはじめとする債権団は、大株主であるポスコの付加的な資金支援がなければ、ポスコプランテックのワークアウトを受け入れることは困難だというのが基本的な立場である。一方、ポスコは、これ以上の直接的な資金支援は難しいと対抗している。 ポスコは、既にポスコプランテックに5000億ウォンを超えるお金を注ぎ込んできた。ポスコと債権団は、先立って数回水面下の交渉をしたが、合意点が見つからず、綱引きをしている状態である。
ポスコプランテックは、事前の合意なしにワークアウトを申請しており、これは法定管理(会社更生法適用に相当)も辞さないという意味で、事実上、背水の陣を打ったと分析されている。法廷管理に行く場合、全ての債権債務が凍結されて、裁判所の強制債務調整が行われるため、債権者と株主の両方が出血を甘受しなければならない。
ポスコのある役員は「有償増資、支払保証、担保提供のような直接的な資金支援は難しいが、製鉄所の改修、プラント施工などの仕事や経営コンサルティングを提供する方法の支援は可能である」とし「経営正常化のために、法的枠組みの中で積極的に支援するだろう」と述べた。
【記事】
http://news.mk.co.kr/newsRead.php?sc=30000017&year=2015&no=522252
posted by クライバー at 07:59|
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