現代起亜車が世界最大のアメリカエコカー市場でトヨタ追撃を本格化しており注目されている。現代車は今年後半、アメリカエコカー市場でシェア1位を走っているトヨタを追撃するために「ソナタプラグインハイブリッド(PHEV)」を発売する。
4日、自動車業界によると、今年、北米市場で為替レートを背負ったトヨタなどの世界的な競合他社に押されている現代起亜車は、未来の核心市場として浮上しているエコカー市場を積極的に攻略して先端ブランドとしてのイメージを固める計画だ。短期的な販売量ではなく、長期的な販売にプラスの効果を与えることができるアメリカのエコカー市場でシェア1位を記録しているトヨタを抜いて業界1位に躍り出ようというのである。
現在、現代起亜自動車のアメリカエコカー市場のシェアは、約10%ほどで、40%のシェアのトヨタに比べてはるかに足りない数字だが、早ければ今年の秋に発売予定のソナタPHEVがトヨタプリウスより競争力が有るものと評価されれば、シェアの格差も急速に解消すると業界では見ている。
特にソナタPHEVは、今年初めに開催されたアメリカデトロイトモーターショーで、チョン・ウィソン現代車副会長が壇上に直接上がって説明した様に、アメリカの戦略車種として格別の思い入れを持っているモデルである。
ソナタPHEVは、小型車のプリウスより広い室内空間を持っている中型車で、燃費レベルは同レベルだ。実際の電気モード燃費は、ソナタが1リッター当たり39.5kmでプリウス(40.4km)との差は0.9kmに過ぎず、GMの新型ボルト(41.7km)とも大差が無い。フル充電の走行距離はまだ発表されていないが、約860kmを走行するプリウスに近接すると思われる。
現代車の関係者は「2011年に独自技術のハイブリッド車を発売したのに続き、2013年には、水素燃料電池車の量産体制を構築した」とし「ソナタPHEVの発売でエコカーラインナップを完備する事になるだけに、世界のエコカー市場をリードするだろう」と述べた。
一言:タイトルは、原文記事の通りです。
【記事】
http://www.viva100.com/main/view.php?key=20150604010001056