円安が中国人観光客の観光地の選択にも大きな変化をもたらしている。中国人の韓国旅行は、増え続けているが、日本への旅行は、はるかに速い速度で増えているのである。
先月20日、日本の観光局が発表した4月の国別入国者数の統計を見ると、4月に中国人40万5800人が日本を訪れた。前年同月に比べて113%も増えた数値だ。日本の政府観光局は「中国人旅行客が史上初めて月に40万人を超えた」と明らかにした。台湾人も33万5100人(増加率29.9%)が日本を訪れた。1〜4月の4ヶ月間の累積値を見ると、中国人は132万9300人が日本を訪れ、前年同期に比べ98.9%も増えた。
まだ、韓国を訪れる中国人観光客は、日本を訪れる中国人観光客に比べて多い。4月に韓国を訪れた中国人は、64万1610人である。しかし、増加率は、日本を訪れる中国人観光客に比べて低い。1〜4月の4ヶ月間に訪韓した中国人は、206万7872人で、前年の同期間に比べて31%増にとどまっている。
円安が一段と進んだり、韓国の「MERSコロナウイルス」騒ぎが収束しない場合は、中国人観光客の日本行きの傾向は、更に強まる可能性が高い。
円安により、韓国人の日本旅行は増えたし、日本人の韓国旅行は減少している。1〜4月の4ヶ月間、日本人は65万5553人が訪韓したが、これは前年同期に比べ16.9%も減少している。一方の韓国人は、今年に入って4月まで125万2500人が日本を訪れ、前年同期に比べ43.5%も増加した。
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【記事】
http://www.hani.co.kr/arti/economy/economy_general/694618.html?_fr=mt2