抜粋:輸入車販売台数トップ10〜レクサスは変化の兆し
韓国の自動車市場で輸入車の活躍がすごい。1987年に市場が開放されて以来、初めて輸入車月間販売量が2万台を突破し、年間20万台規模の販売が当たり前になるだろう。輸入車の中でも特に良く売れるモデルには、どんな特徴があるだろうか?今年1月から5月までの輸入車販売台数トップ10の特徴を調べてみた。
12日、韓国輸入自動車協会(KAIDA)によると、今年1〜5月に国内輸入車の累積新規登録台数は9万5557台で、昨年同期比で25.0%も増加した。
顧客から最も愛された輸入車1位には、フォルクスワーゲンの準中型SUVであるティグアン2.0 TDIブルーモーションが名を連ねた。ティグアンは同期間に3864台が売れた。ティグアンは昨年も8106台が売れ、輸入車販売1位を記録した。特に3月には、月間販売台数1000台を突破した。
2位は、BMWの中型セダン520d(2733台)、3位はアウディの中型セダンA6 35 TDI(2559台)が占めた。520dは、昨年の輸入車販売で全体2位(6546台)にランクインしたのに続き、今年も2位を守っている。520dは、過去5ヶ月間月間販売台数1位を一度も記録できなかったが、消費者の安定した人気を集めている。A6 35 TDIは、今年に入って人気が上昇している。昨年は、ベストセラーカートップ10にも名前があがらなかったが、今年1月には、発売3年6ヶ月ぶりに輸入車販売1位に上がった。アウディは、既存の「A6 2.0 TDI」を今年「A6 35 TDI」に名前を変え、先月末には、環境基準「ユーロ6」に合わせた新しいエンジンを搭載した「ニューアウディA6 35 TDI」を発売したのである。
トップ10には、△4位フォルクスワーゲンゴルフ2.0 TDI(2389台)△5位アウディA6 45 TDIクワトロ(2057台)△6位フォルクスワーゲンパサート2.0 TDI(1962台)△7位メルセデスベンツE 220ブルーテック(1862台)△8位レクサスES300h(1710台)△9位BMW 320d(1655台)△10位BMW 520d xDrive(1631台)などがランクインした。
【レクサスES300hを除いてすべてドイツ車】
輸入車トップ10モデルで目立った特徴は、ドイツ産のディーゼル車が多数を占めているという点である。8位に入った日本車のレクサスES300hを除いて、全てドイツの4つのブランドの車である。「ドイツ車と言えばディーゼル車、ディーゼル車と言えばドイツ車」という公式が続いている。
輸入車業界の関係者は「韓国は、ヨーロッパ以外で、ドイツのディーゼル車が最も売れている代表的な市場である」とし「日本、中国とも比較される特徴として、2009年に原油価格が上昇した当時から人気を呼び始めたドイツ車は、依然として市場での販売をリードしている」と明らかにした。
但し、レクサスES300hは、ガソリンエンジンとモーターをベースにした環境にやさしい「ハイブリッド車」という点で、他のモデルとは差別化されている。業界の関係者は「8位を記録しているレクサスES300hは、(市場の)変化の兆しの一つの例示」と述べた。
【記事】
http://joongang.joins.com/article/020/18016020.html?cloc=joongang%7Cext%7Cgooglenews
posted by クライバー at 08:13|
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