現代起亜自動車の先月の欧州自動車市場シェアが小幅上昇した。
16日、欧州自動車工業会(ACEA)によると、現代自動車は、先月、欧州市場で前年同期比3.5%増の3万6860台を販売した。起亜自動車は、7.7%増の3万4042台を販売した。現代自動車と起亜自動車の総販売台数は、7万902台で市場シェアは、6.2%を占めた。先月と昨年5月のシェアである5.9%より小幅上昇した。総販売台数は、4月(7万1846台)より1.3%減少したが、欧州全体の自動車市場の需要(115万1965台)の減少幅が4.8%と大きく、市場シェアはかえって上昇した。
現代起亜自動車の関係者は「販売量は減少したが、需要の減少幅に比べて健闘したし、市場シェアは、昨年9月に記録した6.4%以来の最大値を記録した」とし「昨年9月に発売された現代車「i20」の新車効果と小型SUV(スポーツ用多目的車)攻勢に伴うツーソン、スポーティジなどの販売好調によるものと見られる」と分析した。
現代起亜自動車の今年1〜5月の欧州市場の累積販売台数は35万8770台で、前年同期比で7.9%上昇した。同期間、欧州全体の自動車市場の累積需要は、前年同期比で6.7%上昇した600万439台だった。
先月の欧州自動車市場では、BMWグループ(7.9%)とダイムラーグループ(11.5%)、フィアットクライスラーグループ(9.0%)、ジャガーランドローバーグループ(18.7%)、ルノーグループ(5.4%)が上位を占めた。一方、フォルクスワーゲングループ(-2.0%)、PSA・プジョーシトロエングループ(-5.2%)、オペルグループ(-5.0%)などは、マイナス成長となった。
日本の自動車メーカーは、△トヨタ-5.3%△ホンダ-16.3%△日産13.7%△スズキ13.0%などで成績が交錯した。
【記事】
http://news.mt.co.kr/mtview.php?no=2015061615482465048