抜粋:日本が水素自動車で大々的攻勢〜技術は現代車がリード
水素燃料電池車(水素自動車)市場の先行獲得のために、日韓両国の自動車メーカー間の競争が本格化した。韓国の現代自動車が「技術力」で一足先にあるならば、トヨタを中心とした日本メーカーは、強力な「資金力」と「政府の支援」に基づいて、現代車を圧迫する形となっている。
去る1日、トヨタと日産、ホンダの日本の自動車メーカー3社は、共同発表を通じて「日本国内の水素ステーションに最大1100万円(約1億ウォン)ずつ支援することを決めた」とし「今回の支援プログラムは、2020年まで続き、総投資額は50億〜60億円(455億〜546億ウォン)になるだろう」と明らかにした。日本車メーカーが水素ステーションを直接支援することにしたのは、水素ステーションの数を早く増やすためだ。水素ステーションが十分に確保されて初めて、消費者が水素車を購入することができ、水素車たくさん売れると水素車の価格を今より大幅に落とす事ができ、より多くの水素自動車を売ることが出来る様になるという論理だ。
自動車業界の関係者は「日本車メーカーは、円安の好況によって蓄積した資金を、水素自動車の普及拡大に積極的に活用している」とし「究極のエコカーとして脚光を浴びている水素自動車市場を先行獲得するという意志を見せたのだろう」と説明した。
実際、トヨタが開発した水素自動車「MIRAI」は、昨年末から日本国内で市販されており、先月30日には、今年下半期のアメリカ発売を控えて、公式燃費(ガロン当たり67マイル)と最大走行距離(312マイル)を公認されている。ホンダも年内に水素自動車を公開する予定である。
一方、2013年に世界初の「ツーソンix水素自動車」の量産・販売を開始した現代車は「継承」に乗り出した。ツーソン水素自動車のパワートレインは、昨年末にアメリカ自動車専門メディアワーズオ ートが選定した「世界10大エンジン賞」に選ばれるほどの技術力を認められているのである。しかし、去る6月までの販売台数は、アメリカで販売された110台を含んで合計270台余りにすぎない。現代車は、航続距離とエネルギー変換効率をより高めて、価格は下げた次世代ツーソンix水素自動車を開発しており、可能な限り早い時期に市場に投入する予定である。
韓国の自動車産業協会の関係者は「我が国が水素自動車の量産について世界で最初に成功したが、普及と拡散では日本に遅れをとっている」とし「韓国政府もインフラ拡充案をさらに強化し、環境に配慮しつつ経済成長するという二匹のウサギを捕まえなければならない」と診断した。
【記事】
http://news.mk.co.kr/newsRead.php?sc=30000001&year=2015&no=636530
posted by クライバー at 14:36|
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