抜粋:「韓国産初のプラグインハイブリッド車」試乗記〜手頃な経済性と性能
(現代車の)「ソナタPHEV」に試乗してみた。
去る17日、韓国産車初のプラグインハイブリッド(PHEV)の「ソナタPHEV」を国内メディアの中で初めて試乗した。ソナタPHEVは、現代自動車が14日まで受け付けた「お客様招待試乗会」に1万1,700人が応募したほど消費者の関心が熱い車である。
ソウル大峙洞(テチドン)の現代自動車国内営業本部の地下駐車場でソナタPHEVの充電用キャップを開いて、220Vのコンセントに充電器を差した。放電したバッテリーが完全に充電されるまでの時間は、4時間30分と表示された。1時間15分ほど充電すると、バッテリー容量が38%まで上がった。インストルメントパネルについた4.2インチのカラー液晶画面には、電気9q、ガソリン293qを加えた総走行距離が302qと表示された。
始動して電気(EV)モードでアクセルペダルを踏むと、直ぐにモーターが回った。50kwモーターの出力は68馬力だが、トルクがソナタ2.0ガソリンモデルと同等の20.9kg・mであり、速い加速が可能であった。京畿(キョンギ)道城南市(ソンナムシ)亭子洞(チョンジャドン)まで約22qを走行した後、測定した燃費は、電気だけで走った9kmを合わせて43.5km/Lであった。
ソナタPHEVには、EV(電気自動車)とHEV(ハイブリッドカー)以外にエンジンのみ稼動して、バッテリーを充電するハイブリッド充電(HEV CHG)モードもある。試乗案内の社員は「都心では、モータを組み合わせるハイブリッドが経済的で、HEV CHGは、エンジンを主に使う高速道路に適している」と説明した。
ソナタPHEVは、容量9.8kWhのリチウムイオン電池が採用されており、電気だけで44km走ることが出来る。韓国で市販予定のフォルクスワーゲンゴルフPHEVやアウディA3 Sportback e-tronのEVモードの最大走行距離50kmと大差ない。むしろ中型セダンのゆったりとした室内空間は、輸入PHEV勢に比べて強みである。
ただし、ソナタPHEVは、ハイブリッドより1,000万ウォンほど高い価格が普及の障害である。現代車の関係者は「年末に政府の補助金の規模が確定すれば、ソナタPHEVの販売が本格化するだろう」と期待した。
一言:タイトルは、原文記事の通りです。
【記事】(実車の写真)
http://www.hankookilbo.com/v/4a3d580372ee4c7d92b084477244c49a
posted by クライバー at 08:36|
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