28日、アメリカ鉄鋼大手USスチールなど5社は、日本を含む8カ国から輸入されている冷延鋼板について、ダンピング(不当な価格での販売)が実施されているとし、関税を課すことをアメリカ政府に要請したと発表した。
アメリカのウォールストリートジャーナルによると、アメリカ商務省が年末までに関税を課すかどうかを決定するという。8カ国は、日本、ブラジル、中国、インド、韓国、オランダ、ロシア、イギリスである。アメリカの鉄鋼各社は、輸入品に押され、アメリカ市場で苦戦している。特に中国は、自国の過剰生産能力を背景に輸出攻勢を強めている。
冷延鋼板は、一般的に、自動車や家電製品などの幅広い用途に使用されている。
【記事】
http://www.47news.jp/korean/economy/2015/07/119623.html