現代起亜自動車だけの問題ではなかった。トヨタとフォルクスワーゲンなど、世界トップを争う自動車メーカーが、今年はすべてマイナスに転落した。まさに今年の世界新車市場は、予測不可能の状態に陥っている。最近の中国の自動車市場の低迷が世界の自動車業界を揺るがしているのだ。
去る28日、トヨタが発表したダイハツと日野車を含むグループ全体の1〜7月の世界販売台数は、586万5千台と前年同期比で1.5%減少した。先に発表したドイツのフォルクスワーゲン(VW)グループは、583万台で、前年同期比で1.0%減少した。
直近では、世界最大の市場である中国で明暗が分かれた。フォルクスワーゲンは、去る7月、前年同月比で約10万台(5%)が減少した一方、トヨタはなんと、40%も増加した。1〜7月の(中国での)売上高も、トヨタが60万台で11.9%増加した一方、フォルクスワーゲンは5.3%減の199万台と不振を免れなかった。
一方、現代起亜自動車は1〜7月、世界市場の販売台数が453万台と低迷し、前年同期の468万台より3.2%減少し、この3つのグループの中では、最も高い減少率を記録している。
現代起亜車も中国市場が変数となっている。今年1〜7月、現代車の中国販売は56万4389台で、前年同期比で10.8%が、起亜自動車も33万3165台で6.0%がそれぞれ減少しており、特に6月と7月には、両社とも「30%以上急落」するなど、中国市場が抑えきれない状況に陥っている。
【記事】
http://www.autodaily.co.kr/news/articleView.html?idxno=37453