日本と韓国の教育相会談が15年ぶりに釜山で行われた。
30日、釜山海雲台グランドホテルで開かれた日韓国交正常化50周年記念交流大会には、ファン・ウヨ副首相兼教育相と下村博文文部科学相をはじめ、両国の教師などが参加した。
ファン副首相は、交流大会の挨拶で「これまでもつれてきた東アジア情勢の中で、両国間の葛藤と不信がまだ残存していることも事実」とし「この問題を解決する方法の一つは、日韓関係の新たなパラダイム(枠組み)を作っていく未来志向的な人材を養成すること」と述べた。続けて彼は「過去の歴史は、将来のために教訓を得たときに、新たに生まれる」とし「過去20世紀の悲劇を繰り返さずに、21世紀の新しい平和と繁栄の歴史を立てるためには、現状のままの歴史をバランスよく受け止め、客観的な評価とそれに対する反芻(はんすう)も必要だ」と述べた。
ファン副首相の挨拶について、下村博文文部科学相は「日本と韓国は最も重要な隣国として、政治、経済、文化などすべての分野で深い関係を結んできた」とし「今年は日韓国交正常化50周年という記念すべき年であるだけに、将来の日韓関係を牽引する若者たちの教育を共にしていこう」と強調した。
ファン副首相は、教育相会合を定期的に開催しようと提案した。
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【記事】
http://joongang.joins.com/article/704/18553704.html?cloc=joongang%7Cext%7Cgooglenews