抜粋:「韓国製造業の居場所は無い」〜韓国の製造業は危機
輸出の低下に在庫率の上昇〜急激に追いついてくる中国。
産業通商資源部が1日に発表した韓国の8月の輸出額は衝撃的だった。1年前に比べて、なんと14.7%減の393億3000万ドルと集計されたのだ。これは、世界金融危機直後の2009年8月以来、6年ぶりの最大幅となる数値だ。サムスン電子のギャラクシーノート5発売で上昇を見せた無線通信機器など、一部の分野を除いて、自動車、機械、家電、フラットパネルディスプレイ、繊維、鉄鋼などほとんどの製造業の輸出実績は、そろって減少を示した。在庫率の数値も、2000年代に入って最高水準である。売れない商品が増えているのである。
韓国の製造業は危機だ。現時点で、その泥沼の深さが分からないことに深刻性がある。最近、全経連が売上高基準で600の企業を対象に実施した企業の景況感指数(BSI)では、9月の総合景気見通しは、基準となる100に満たない95.1となった。景気の見通しを否定的に考える企業が多いことを意味する。景況感指数(BSI)は、去る3月に103.7でピークに達した後、4月97.5、5月99.4、6月96.4、7月84.3、8月89.6と続いて、9月まで6ヶ月連続で基準となる100を下回っている。
中国の輸入規模は、今年1〜7月に14.6%減少した。中国に対する輸出割合が25%台である韓国の製造業としては、打撃を受けないわけにはいかなかったのである。実際、7月の韓国の対中国輸出実績は、前年同月に比べて8.8%減少したことが明らかになった。特に、現代自動車と起亜自動車の中国合弁法人が先月記録した販売実績は、前年同月比で26.6%も減少した。
LG経済研究院は先月末「グローバル企業の経営成果。中国、アメリカは疾走、韓国は後ずさり」というタイトルの報告書で、「世界の5000大企業に含まれる企業数、全世界の売上高、利益の相対的な割合で、韓国企業が下落傾向を見せている」と明らかにした。
一言:タイトルは、原文記事の通りです。
【記事】
http://vip.mk.co.kr/news/view/21/21/2414802.html
posted by クライバー at 15:25|
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