抜粋:円安ショッピングにハマった中国人観光客〜「明洞は空っぽ」
中国人旅行客の日本訪問の増加が尋常ではない。今年に入って日本を訪れた中国人観光客数が二倍以上に急増し、史上初の外国人観光客2000万人突破の主役となっている。
14日、日本政府観光局(JNTO)によると、今年上半期(1〜6月)、日本を訪れた外国人観光客は、前年同期比46%増の914万人を記録した。このうち中国人旅行客は、116%増の217万人である。夏の休暇シーズンに韓国を襲ったMERS(中東呼吸器症候群)事態で日本に渡った観光客まで勘案すれば、今年の訪日中国人旅行客は500万人を超え、訪韓中国人旅行客に追いつくと推定される。
実際、東京の繁華街のあちこちで中国人旅行客に簡単に会うことができる。新宿駅近くのビックカメラ(BIC CAMERA)では、多くの中国人観光客がニコン、キヤノン(デジタルレンズ交換式カメラ)などIT製品のショッピングに没頭しており、言葉をかけるのも難しいほどだった。
日本を訪れた中国人旅行客の1人当たりの旅行費は、昨年23万1753円を記録した。韓国人が日本で使う旅費(1人当たり7万5852円)と比較すると、中国人旅行客は、3倍以上の経済効果をもたらすVIP顧客なのである。長期不況からようやく抜け出そうとしている日本としては、中国人観光客の誘致に尽力する他無いのである。
【円安と免税拡大】
日本が中国人旅行客の誘致に成功したのは、円安と共に免税拡大措置がシナジー効果を発揮したからである。これで日本は、ショッピングの魅力が高まり、韓流で武装した韓国と戦うための競争力を確保したのである。実際、2015年の世界経済フォーラム(WEF)の「観光競争力ランキング」で、日本は9位、韓国は29位だった。
それに加え、日本政府はせっかく訪れたチャンスを逃さないために、「ビザ発給緩和」を検討するなど、中国人旅行客の誘致マーケティングに力を入れている。小堀 日本政府観光局理事は「今は、沖縄と地震被害地域である東北地方で、中国の観光客にマルチビザを発給しているが、今後、日本全域に拡大する案を検討している」と述べた。
一言:タイトルは、原文記事の通りです。
【記事】
http://news.mt.co.kr/mtview.php?no=2015091414274816992&type=1&MLA
posted by クライバー at 04:17|
Comment(4)
|
TrackBack(0)
|
海外記事
|
|