去る18日、日本の安倍晋三政権の集団的自衛権の法案通過を阻止するため、野党が「フィリバスター(議事妨害)」を展開した。その中で、最も引き立って見えたのは、非常にゆっくりと歩く「牛歩戦術」を披露した俳優出身の山本太郎議員だった。彼は、安倍首相の問責決議案の採決など採決が行われるたびに、投票箱まで非常にゆっくりと歩いた。山本議員が牛歩で時間を稼ぐと、与党議員たちは「早く投票しろ」とヤジを浴びせた。山崎正昭参院議長は「投票時間を2分に制限したい。時間が経過すると、投票箱を閉鎖する」と警告したりもした。
これらの行動に対して山本議員は、記者団に対し「(この後に続く)安全保障関連法案の採決を何としても引き延ばすべきだと考え、実行した」と話した。
山本太郎氏は、日本の俳優であり、参議院議員である。1991年にデビューして、ドラマ50編余り、映画40編余りに出演している。山本議員は、2008年には読売TVの番組に出演して「竹島は韓国にあげたらよい」と発言し、韓国で話題になった。また、2011年3月の東日本大震災以降には、原発反対運動に参加し、2012年12月には新党を作って2013年7月の参議院選挙で無所属で当選した。
一言:タイトルは、原文記事の通りです。
【記事】
http://www.dailian.co.kr/news/view/528748