現代自動車が新興市場の通貨安の影響などで、第3四半期に悪い成績を出した。
現代車は、ソウル良才洞社屋で開かれた経営実績発表会で、今年第3四半期の営業利益が1兆5039億ウォンを記録したと22日公示した。これは昨年の同期間より8.8%減少した数値だ。業界が想定していた現代自動車の第3四半期の市場予想(コンセンサス)の1兆5000億ウォン台と同程度の実績である。第3四半期の売上高は、23兆4296億ウォンで、昨年の同期間より10.1%増加した。
第3四半期の営業利益率も第2四半期(7.7%)に比べ1.3%ポイント落ちた6.4%を記録し、遅い回復となった。営業利益が前年比で減少したものの、営業利益の減少幅が第1四半期(-18.1%)、第2四半期(-16.1%)より減少したので、第3四半期を基点に実績の回復期に入ったのではないかという見通しも出ている。
現代車の関係者は、「ロシア・ブラジルなどの新興市場通貨とユーロの価値が大幅に下落したことに伴って、ドルに比べウォン相場の上昇効果が希釈された」とし「北米などの主要市場での円とユーロ安を前面に出した競合他社の販促強化に対応するために、マーケティングやプロモーション活動を増やしたので営業費用が上昇した」と述べた。
【記事】
http://www.focus.kr/view.php?key=2015102200130913466