国内大型造船3社が史上最大の危機を迎えている。造船ビッグ3は不況に加え、海洋プラントの悪材料まで重なり、今年史上最大の7兆ウォンを超える赤字が発生することが予想されている。ここに、不良経営、労使対立まで発生している状況である。これにより、直撃弾を受ける中小の造船会社だけでなく、国や地域の景気にまで悪影響を与えるとの懸念の声が高い。
25日、業界によると、大宇造船海洋、サムスン重工業、現代重工業など造船ビッグ3は、今年、年間総額7兆4000億ウォンの赤字を出すものと推定された。これは、現代自動車の昨年の営業利益と釣り合うほどの金額だ。このような造船ビッグ3の天文学的な赤字は、国内に造船業が誕生して以来初めてだ。
第2四半期に3兆ウォンを超える赤字を出した大宇造船は5兆3000億ウォンの赤字が予想され、サムスン重工業が1兆5000億ウォン、現代重工業が6000億ウォンの赤字を出すものと推定される。
造船業界の関係者は、「大宇造船で追加不良が出てしまい造船ビッグ3の今年の赤字が過去最大規模になるのを避けることができなくなった」とし「これらの企業が、今後10年かけても返済できないほど膨大な赤字の規模」と明らかにした。
昨年4710億ウォンの黒字を出した大宇造船は、今年上半期に海洋プラントの悪材料が反映され、3兆ウォン以上の赤字を出した。低価格で受注した一部の海洋プラント工事の工程遅延や設計変更などで工事費が増加し、数兆ウォンまで赤字が急増したのだ。
一言:タイトルは、原文記事の通りです。
【記事】
http://sports.chosun.com/news/ntype.htm?id=201510260100290270019961&servicedate=20151025