抜粋:現代重工業「6億ドルの掘削船ノルウェーで契約解除」
現代重工業が7,000億ウォン規模の半潜水式掘削船の契約を解除されてしまった。造船会社を兆単位の赤字で襲って来た海洋プラント不良の悪夢が再びふくらむ様子である。現代重工業は、今年の第3・4四半期に海洋プラント不良のほとんどを反映して4四半期以降の実績改善を狙ったが、今回の契約取り消しで赤字を出す危機に瀕している。
27日、造船業界によると、ノルウェーのフレッドオルセンエネルギーの子会社であるポールスタードルフィンは同日、現代重工業が掘削船の納期を間に合わせられなかったという理由で契約を解除したことが確認された。しかし、契約を解除した直接の理由は、ボールスタードルフィンは、もはや掘削船を必要としないという点だという。
ボールスタードルフィンは、現代重工業からこの掘削船を受け取り、世界的な石油会社であるシェブロンに貸す計画だった。しかし、原油価格の下落を理由にシェブロンとフレッドオルセンが掘削船契約を終了することにしたので、フレッドオルセンが現代重工業に契約解除を通知したのだ。現代重工業は、この掘削船を群山(クンサン)造船所で建造し、今年3月、船主側に引き渡す予定だった。しかし、頻繁な設計変更や建造経験の未熟さで完成が遅れて今年末に引き渡しが可能な状態である。フレッドオルセン側は、納期に間に合わなかった点を挙げて契約を解除し、1次前受金1億8,639万ドルと利息まで返してくれと要求したことが分かった。現代重工業は、掘削船建造の遅れに伴う追加費用1億6,700万ドル(約1,884億ウォン)を求めてスタードルフィン側に要求し、国際機構に仲裁を申請したが、追加費用どころか契約自体がキャンセルされて、大規模な損失を被る事態となった。
現代重工業の関係者は「積極的な仲裁と交渉を通じて被害を最小限に抑えるために努力する」と明らかにした。
一言:タイトルは、原文記事の通りです。
【記事】
http://economy.hankooki.com/lpage/industry/201510/e20151027212235142400.htm
posted by クライバー at 10:54|
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