日本政府は、従軍慰安婦問題を扱った本「帝国の慰安婦」を発行したバクユハ世宗教授が韓国検察に起訴されたことについて、「どのような国でも表現の自由が確保されることは非常に重要である」と明らかにした。
日本政府のスポークスマンである菅義偉官房長官は20日の記者会見で、パク教授起訴についてコメントを求められて「この件は、韓国人の韓国国内の刑事手続に関するので、政府はコメントを控える」とし「一般論」を前提に、このように述べた。
ソウル東部地検刑事1部は、日本軍慰安婦被害者に対する虚偽の事実を本に記述したとし、慰安婦被害者の名誉を毀損した疑いでパク教授を在宅起訴した。検察は、本の内容の中で従軍慰安婦被害者が日本軍人を相手にしたのが「売春の枠組みの中にある」とした部分と「日本国の愛国心を持って日本人兵士を精神的・身体的に癒した日本軍の同志」と記述した部分などが客観的記録と異なり、虚偽の事実だと指摘した。
【記事】
http://www.yonhapnews.co.kr/society/2015/11/20/0706000000AKR20151120087300073.HTML